2017年04月16日
洞窟オジさん。
「NHKでテレビドラマ化!」の帯タタキが却って疎ましく思われ、読まずにいましたが。
・・・いい本でした。
昭和35年、13歳の歳に両親の折檻に耐え兼ね愛犬とともに家を出る。足尾銅山跡を中心に人を避け、ヘビやネズミまで食べて生き延びる。
社会復帰への入口までの顛末と、文庫版にはその後人間不信を乗り越え完全に社会復帰していくまでの過程も追加収録されておりかなりお得な内容。(蛇足ながらヘビやカエルを捌いて食べる・・・テクニックまで収録されてます。)
両親への不信から始まり、人を避けて自分の考えで本能的に生きて生きた人だけにいわゆる”常識”に囚われていない面がある。
「何故、そうじゃなきゃいけないのか?」
何の疑いもなく”常識”を信じて生きてきている我々より遥かに真理に近い面も。
思わずハッとさせられます。
社会復帰した現状に満足することなく(まぁ、それも彼の本意だったかどうかは判らんのですが)彼にはまだ、次の夢・・・子供達に本当のサバイバル技術を伝える・・・が残っています。
タダの面白いストーリーとして、だけではなく。
考えるヒントとしても。
いい本です。
http://www.coldmountainstudy.com/
店主”TonySmoker” 鳥越 将路
・・・いい本でした。
昭和35年、13歳の歳に両親の折檻に耐え兼ね愛犬とともに家を出る。足尾銅山跡を中心に人を避け、ヘビやネズミまで食べて生き延びる。
社会復帰への入口までの顛末と、文庫版にはその後人間不信を乗り越え完全に社会復帰していくまでの過程も追加収録されておりかなりお得な内容。(蛇足ながらヘビやカエルを捌いて食べる・・・テクニックまで収録されてます。)
両親への不信から始まり、人を避けて自分の考えで本能的に生きて生きた人だけにいわゆる”常識”に囚われていない面がある。
「何故、そうじゃなきゃいけないのか?」
何の疑いもなく”常識”を信じて生きてきている我々より遥かに真理に近い面も。
思わずハッとさせられます。
社会復帰した現状に満足することなく(まぁ、それも彼の本意だったかどうかは判らんのですが)彼にはまだ、次の夢・・・子供達に本当のサバイバル技術を伝える・・・が残っています。
タダの面白いストーリーとして、だけではなく。
考えるヒントとしても。
いい本です。
http://www.coldmountainstudy.com/
店主”TonySmoker” 鳥越 将路
Posted by coldmountainstudy at 07:34│Comments(0)
│日々雑々。