寒山の書斎から。 18.6. ②

coldmountainstudy

2018年06月11日 21:16

さて、文庫をさらに。

今回はcold'sっぽくない2冊を。

木村元彦。

すっかり読まなくなってしまったサッカー関連。W杯開幕前の便乗出版・・・と思うなかれ。

木村の東欧事情を絡めたサッカー・ルポはナカナカ面白い。

さらに東欧のサッカーと言えば外せないイビツァ・オシム。

サッカー論云々以前に人間力にやられます。こんな偉大な方を犠牲にしてでも保身を試みた人間が日本のサッカー界にいたことは本当に恥ずべきです。

そして元・チャットモンチーdr.高橋久美子のエッセイ集。

以前パラッと読んで「おお!」と。
これがナカナカ面白いんですね。

同時に、思い当たりました。

自分がチャットモンチーに感じた”面白さ”の大半は彼女由来のモノなのだな、と。
残念ながら彼女が脱退した後のチャットはあまり聴かなくなってしまいました。

(チャットモンチー自体最初は、好きじゃなかった。当時欧州サッカーで流行していた人種差別コール”モンキーチャント”に響きが似ていたから、という凄くふんわりした理由なんですが・・・。)

ちなみにこの本、帯はba.のあっこちゃん。解説はgu/vo.の橋本えっちゃん。どんだけ内輪なんだ・・・。(笑)

でも意外な思いが綴られていたりそれもまた愉し、です。



次回はALPSBOOKCAMPに並ぶ、信州が誇るブックイヴェントについて。



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